シャネルの創始者であるガブリエル シャネルは「ピグマリオンだった」といわれており、ピカソやストラヴィンスキーなどの芸術家たちを支援しました。シャネル・ネクサス・ホールでは、芸術を愛し、支援したマドモアゼルの精神を受け継ぎ、若手音楽家に演奏の機会を提供する音楽プログラム、「シャネル・ピグマリオン・デイズ」を開催。今年で15年目を迎えます。
これまでの活動から、若手演奏家の更なる成長のために、室内楽を学ぶことがとても重要であり、また、聴き手の皆様にも室内楽が音楽の楽しみの幅を広げてくれるものであると感じ、「シャネル・ピグマリオン・デイズ 室内楽シリーズ」を6月と11月に開催しています。初夏のシリーズでは、ピグマリオン・デイズで演奏経験を重ねてきた若手演奏家たちが、海外からお招きした第一線で活躍する演奏家たちとともに、室内楽の楽曲に取り組みます。互いを高め合いながら、創りあげられていく魅力あふれる演奏の数々を、どうぞお楽しみください。