シャネルの創始者であるガブリエル シャネルは「Pygmalion(ピグマリオン)だった」といわれており、無名時代のパブロ ピカソ、イーゴリ ストラヴィンスキー、レイモン ラディゲ、ルキノ ヴィスコンティ、ジャン コクトーらを支援しました。「ピグマリオン」という言葉はギリシャ神話に語源を持ち、才能を信じ、支援して、開花させる人という意味があります。
「CHANEL Pygmalion Days」は、このスピリットにもとづき、シャネル・ネクサス・ホールにて若手のアーティストに演奏する機会を提供するプログラムで、2005年のスタート以来、皆様のご理解とご愛顧のもと若手音楽家たちを育てるプロジェクトとして少しずつ確立されてまいりました。 2007年も新たにピアニスト2人、ヴァイオリニスト2人、チェリスト1人、ソプラノ1人の若手音楽家を支援してまいります。今はまだ発展途中の若い彼らがコンサートを重ねるごとに成長を遂げていく軌跡を見守り、芸術を極めていく過程を体感していただければ幸いに存じます。