シモン アダ=レスSimon Adda-Reyss
ピアノ
1978年生まれ。8歳からピアノを始める。1991年にパリ地方音楽院(CNR)に入学、ピエール レアクのピアノのクラス、マリー=ルイーズ ラングレのオルガンのクラスに在籍。同時に教育者として著名なローレンス アリックスにも師 事 。1993年にビアリッツの第1回アンドレ・マルシャル国際オルガンコンクールにてエルマン・ボナル賞を受賞。1994年にパリ国立高等音楽院(CNSM)に入学し、ジャン=フランソワ エッセール、クリスチャン イヴァルディの両氏に師事。第1学位を取得して卒業した後、コルマールでレナ シェレシェフスカヤに師事し勉学を続ける一方、パリCNSMで音楽理論(和声学、対位法等)の研究を進める。オリヴィエ メシアンから助言を得、数回対面する機会にも恵まれた。ピアノとオルガン、またソリスト、室内楽の一員として、パリ(シャトレ座、オルセー美術館、ラジオフランス)、モスクワをはじめ各国都市を中心に、日本を含め世界各地で定期的に演奏している。モスクワでは、モスクワ音楽院の大ホールにおいてユーリ バシュメットの指揮で演奏した。またオペラ歌手ジェイン ローズの伴奏者に選ばれ、マリ=アンヌ シャゼルやフランソワ モレルなど俳優とも共演している。指導をすることや、自身の持つ知識を伝えることにも熱心に取り組んでおり、パリCNSMにてピアノ指導の「職業適性証」を取得した。2008年より、パリCNSMの助教諭を務める。
(2015年6月現在)
(2015年6月現在)