平野 玲音Reine Hirano
チェロ
チェリストの両親のもと東京に生まれ、3歳よりピアノ、9歳よりチェロを始める。山崎伸子女史、藤原真理女史に師事する傍ら、東京大学で美学芸術学を専攻し、同大学院表象文化論コース修士課程修了。2002年6月よりウィーンに留学、ウィーン・フィルのG. イーベラー氏に師事、ウィーン国立音大で室内楽をM. フェルナンデス女史、J. マイスル氏に師事。S. イッサーリス(ドイツのシャフラン・フェスティヴァルにて)、G. クルターク(イギリスのIMSプラシャ・コーヴにて)、A. ビルスマ各氏のマスタークラスを受講。 2003年東京で、皇太子、皇太子妃両殿下の御前リサイタル。2004年オーストリア国際室内楽フェスティヴァル「アレグロ・ヴィーヴォ」賞を受賞、ホルスト・エーベンヘーの演奏は作曲家自身の賛辞を得、ラジオÖ1で全国放送される。2005年国際夏期アカデミー「プラハ‐ウィーン‐ブダペスト」でアルティス賞ならびにジーメンス・ウィーン古典派賞(弦楽四重奏第1位)を受賞。 ソロ、室内楽で、ウィーンのコンツェルトハウスを始めオーストリア各地のコンサートに出演し、日本ではまだ知られていない名曲や、エーベンヘー、アイネム、パンチェフといった現地の現代作品にも積極的に取り組んでいる。ウィーンに拠点を置きつつ、一時帰国してトッパンホール「ランチタイムコンサート」、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン等に出演、好評を博す。2006年ロンドン・東京でリサイタルを開くと共にCD「レイネ・デビュー」をリリース。2枚目のCD「赤いはりねずみ――ウィーンのブラームスと仲間たち」は第7回TYサポート・プログラムの支援を受け、2010年1月20日発売。また冊子『百味』に、ウィーンの音楽と食にまつわる軽妙なエッセイを連載、多才な一面をのぞかせている。シャネル・ピグマリオン・デイズ2009アーティスト。
Official Website: reine-h.com/
(2009年現在)
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