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ベンジャミン モーザーBenjamin Moser

ピアノ

ベンジャミン モーザー
2007年YCA国際オーディションでサンダー・バッハマン賞を受賞。ジェローム L. グリーン財団の後援により、カーネギーホール内ザンケルホールでのYCAシリーズにおいて華々しいデビューを飾り、ワシントンでもアレクサンダー・カザ=カッセル賞の後援のもと、ケネディ・センターでデビューを果たした。オーディションでは、パリでのコンサートに対し、アリス・ロズマー 財団賞とグルベンキアン財団賞を受賞。2006年ドイツのライプチヒで開催されたYCA欧州オーディションで優勝している。2009年にはラフマニノフ、スクリャービン、メトネル、チャイコフスキー、プロコフィエフの楽曲を収めたCDがOehms Classicsから発売されており、今年はドビュッシーとラヴェルを録音する。今シーズンはドイツ各地で広く演奏を行っており、ソリストとしてブランデンブルク・フィルハーモニー管弦楽団と共演したほか、ベルリンのヒルデスハイム、バート キッシンゲン、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団でも演奏している。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」をソリストとして演奏。チューリヒ・トーンハレで開催されたルツェルン・フェスティバルではショパン「ピアノ協奏曲第2番」を演奏。北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団とも共演したほか、アルゼンチン、オランダ、イタリアでリサイタルを行っている。バイエルンラジオのためのバンベルク交響楽団との共演によるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の録音は高い評価を得ている。2007年モスクワで開催されたチャイコフスキー国際コンクールで入賞、聴衆賞およびチャイコフスキー作品の解釈に対する「最高解釈賞」も受けている。1981年ミュンヘンで音楽家一家に生まれ、5歳でピアノを始めた。ミュンヘン音楽・演劇大学でミヒャエル シェーファーに師事、ベルリン芸術大学ではクラウス ヘルヴィッヒと共に指導に当たっている。

(2012年6月現在)

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