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CONCERT

「科学と音楽の出会い」 京都大学 × シャネル・ネクサス・ホール 特別企画

2019.10.11 FRI

INTRODUCTION

京都大学およびシャネル合同会社は、特別企画「科学と音楽の出会い」を開催いたします。
 
今年で三回目の開催となりますこの特別企画は、京都大学教授による科学と芸術にまつわるお話をお楽しみいただいた後、東京銀座のシャネル・ネクサス・ホール主催の音楽プログラム、シャネル・ピグマリオン・デイズより、室内楽の演奏をお届けするプログラムです。日本を代表する教育、研究機関である京都大学のすばらしい環境のなかで、知的好奇心に満ちた科学のお話と、シャネルが応援する才能あふれる若手演奏家たちが織り成す室内楽のハーモニーをご堪能ください。

なお、ご参加は事前申込・抽選制(無料)です。この貴重な機会に、皆さまのお申し込みを心よりお待ち申し上げております。


京都大学
シャネル合同会社



◆ ◆ ◆

日時:2019年 10月 11日(金) 18:00開場 18:30開演

場所:京都大学医学部創立百周年記念施設 芝蘭会館 稲盛ホール
アクセス詳細はこちらよりご確認いただけます


お問い合わせ
シャネル・ネクサス・ホール事務局 TEL:03-3779-4001

SCHEDULE

View Program ▼

10OCT

11 FRI

18:00 開場 / 18:30 開演

◆第1部◆
京都大学 理学研究科 田島准教授による<科学と芸術のお話>


~宇宙背景放射でみる量子宇宙 – 宇宙創世を奏でた楽器の音色~

宇宙は量子ゆらぎをタネとして、星が生まれ、銀河が生まれ、成長してきました。この量子ゆらぎは、人類が観測できる宇宙最古の光「宇宙背景放射(CMB)」の強度分布に、わずか0.001%の模様としてあらわれます。模様だけを取り出してみると、絵画でいうスパッタリングのような模様のため、アートに応用されることもあります。宇宙物理学者は、この模様を分析して、宇宙の創世を研究します。そこでは、音声分析と同じ手法が使われます。音の周波数スペクトルから、どの楽器のどの音であるかがわかるのと同様に、CMBの周波数スペクトルから、宇宙の組成や歴史がわかります。宇宙の創世を奏でた楽器の音色の研究の最前線について紹介します。

田島 治 Tajima Osamu
京都大学 理学研究科 准教授

宇宙と物質の起源を実験で探る研究が専門。宇宙背景放射(CMB)の観測実験とそれに必要な技術(超伝導センサーなど)の開発研究を行っている。また、「社会に役立つ基礎科学」を目指して、将来の気象観測機KUMODeS(クモデス)の開発も行ってきた。

群馬県生まれ。東北大学理学部卒業。同大学大学院理学研究科にて博士を取得。大学院時代はニュートリノ実験KamLAND(カムランド)に従事。高エネルギー加速器研究機構での巨大な加速器実験を使った研究を経て、2017年より現職。Breakthrough
Prize in Fundamental Physics(2016年、KamLANDコラボレーションとして)を受賞。




◆第2部◆
シャネル・ピグマリオン・デイズ 室内楽シリーズ スペシャルコンサート

モーツァルト:弦楽五重奏曲 第2番 ハ短調 K.406

石上 真由子(ヴァイオリン)
土岐 祐奈(ヴァイオリン)
田原 綾子(ヴィオラ)
大山 平一郎(ヴィオラ)
笹沼 樹(チェロ)

※終演は20:30頃を予定しております。

※開場は上記開演時間の30分前です。
※アーティスト及び公演日は、変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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