シャネルの創始者であるガブリエル シャネルは「ピグマリオンだった」といわれており、パブロ ピカソ、イーゴリ ストラヴィンスキー、ジャン コクトーらを支援しました。シャネル・ネクサス・ホールでは、芸術を愛し支援したマドモアゼルの精神のもと、2005年から若手アーティストに演奏の機会を提供する音楽プログラム、「シャネル・ピグマリオン・デイズ」を開催しています。
ここまでの活動から、ピグマリオン・デイズでリサイタルの経験を重ねてきた若手音楽家たちの更なる成長のために、室内楽を学ぶことがとても重要であること、また、聴き手の皆様にも、室内楽が音楽の楽しみの幅を広げてくれるものであることを感じ、「シャネル・ピグマリオン・デイズ 室内楽シリーズ」を年2回開催しています。6月に続き、秋のシリーズでは、シャネル・ピグマリオン・デイズの参加アーティストをはじめ、今まさに伸び盛の若い演奏家たちが集い、互いを高め合いながら室内楽の楽曲に取り組んでまいります。魅力あふれる演奏の数々を、どうぞお楽しみください。