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EXHIBITION

Retrace our Steps-ある日人々が消えた街 カルロス アイエスタ ギョーム ブレッション 写真展

© Carlos Ayesta + Guillaume Bression

© Carlos Ayesta + Guillaume Bression

2016.6.24 FRI - 7.24 SUN

12:00 - 20:00 無休 入場無料

INTRODUCTION

僕たちの目的は、福島第一原発事故によって周辺地域に起きた影響を、
つぶさに記録することだった。

写真家カルロス アイエスタとギョーム ブレッションは、2011年3月11日、東日本大震災直後に発生した福島第一原発の事故によって、”no man’s land - 無人地帯”となってしまった地域に幾度となく足を運び、撮影を行ってきました。その中で、この事故がもたらした終わりの見えない状況をリアルに伝えようと、独自の方法で表現を重ね、その結果、ドキュメンタリーとアートを融合させた作品が誕生します。―「光影」:ある日80,000人が消えた街に残されたものとは、「悪夢」:無味無臭で目にも見えない放射線という脅威との共存、「不穏な自然」:時の経過とともに建物をも覆い尽くしていくもの、「パックショット」:現代のポンペイの遺物とでも言うべき取り残された品々、「回顧」:我が家に帰ることへの思い ― これら5つのシリーズから構成されるこの度の展覧会は、事故から5年以上の歳月が経過した今、見るものに改めてさまざまな思いを投げかける機会となるでしょう。

ARTISTS

カルロス アイエスタ
Carlos Ayesta

1985年カラカス生まれ。建築写真を専門分野にパリを拠点に活躍。2012年、超高層ビルを命綱ひとつで外から撮影するプロジェクトを開始し注目を浴びる。同年SFR Young Talented Awardを受賞。パリ市役所で作品を展示する。

ギョーム ブレッション
Guillaume Bression

1980年パリ生まれ。2010年にエンジニアからカメラマンへと転身し、東日本大震災発生2か月前に東京に移住。ドキュメンタリー撮影を専門とし、フランスの雑誌社や新聞社に写真を提供するほか、映像カメラマンとしてさまざまなテレビ局と仕事をしている。

ユニットによる活動は2009年よりスタートし、2011年、本プロジェクトに着手。2015年、この作品群は第5回SOPHOT.com Contestを始め、欧州における写真コンテストで表彰され、写真祭やギャラリーで展示されている。
www.fukushima-nogozone.com

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