彫刻家。ベトナム生まれ。1985年コートジボワール、アビジャンのセントポール大聖堂のための彫刻「Oblation(奉納)」を完成させる。アフリカでの生活と旅行に触発され、抽象的だった作品は徐々に進化していく。1996年からは遊牧民的な「ランド・アート」に取り組み、自然の中でインスタレーション作品を制作。「人間、自然、テクノロジー」をテーマとした高さ15メートルの彫刻作品で、2000年ハノーヴァー万国博覧会において「Laureate for Africa(アフリカ賞)」を受賞。2007年には松尾芭蕉の足跡を辿って北日本を訪れ、俳句からインスピレーションされた50を超えるインスタレーション「in situ」を制作。様々な素材を用いた作品を精力的に多く手掛け、各国で発表をしている