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名倉 淑子Yoshiko Nakura

ヴァイオリン

名倉 淑子
桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を共に首席で卒業。奨学金を得てジュリアード音楽院に留学、同音楽院在学中、東京カルテットを結成。
ジュリアード弦楽四重奏団のコーチの下、ミュンヘン国際コンクール及びロサンゼルスのコールマン・コンクールで共に第1位。世界中の脚光を浴び、東京カルテットのメンバーとして世界各地を演奏旅行、数々の国際フェスティバルに出演、ドイツグラモフォンでのレコーディング等で活躍。デビューレコーディングでモントルー・ディスク大賞グランプリを受賞。東京カルテット退団後、主に欧米を拠点に演奏、教育の分野で活発な活動を行う。リサイタル、オーケストラとの共演多数。
ニューヨークのリンカーン・センター室内楽協会に度々出演、ヴァーモント州マールボロ音楽祭に参加。
一方で、フィラデルフィア・ミュージカルアカデミー、スミス・カレッジ、又ドイツのハンブルク・コンセルバトワール等にて、後進の指導に当たる。その後、バンベルグ交響楽団のゲストコンサートマスターとして、同時にバンベルグ弦楽五重奏団のメンバーとしても活躍。
20年の海外生活帰国後は、ヨーロッパで活躍する音楽家達で結成されたニッポン・オクテットのメンバーとして、また、水戸室内管弦楽団、及びサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして活躍した。フェリス女学院大学教授を勤め、現在桐朋学園大学で後進の指導にあたる。定期的リサイタル、室内楽シリーズなど、演奏、教育の分野で幅広く活躍中。

(2014年6月現在)

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