CHANEL NEXUS HALL

2015年にエヴェリー・フィッシャー・ キャリア・グラント、2017年リンカーン・センター・アワードを受賞した新進気鋭の台湾系アメリカ人ヴァイオリニスト、ポール ホアンは、才能豊かな音楽創りや独自の音色、そしてその巧みな技術で注目されている。
彼の最新かつ今後の活動はヒューストン交響楽団とのデビューも含め、パシフィック交響楽団、オマハ交響楽団、サンタ・バーバラ室内オーケストラ、ルイジアナ・フィルハーモニー管弦楽団、ソウル市立交響楽団との共演を控え、すでにデトロイト交響楽団、アラバマ交響楽団、ビルバオ交響楽団、メキシコ国立交響楽団、国立台湾交響楽団とは再共演を果たしている。今シーズンは、メルボルン室内楽音楽協会、コロラド大学、ロックフェラー大学においてリサイタルを行う。また、指揮者ヴァレリー ゲルギエフの招待を受け、ロシアのサンクト・ペテルブルクで開催される白夜祭に参加。パームビーチ室内楽協会、カラモア国際音楽祭のライジングスターシリーズへの出演、カメラータ・パシフィカの首席奏者として再共演する機会を得た。また、リンカーンセンターでのグレート・パフォーマーズ・シリーズでのソロデビュー・リサイタルは完売し、フィリップス・コレクション、ガードナー美術館、ソウルアーツセンター、ルーブル美術館において演奏を果たしている。初のソロCD “a collection of favorite encores” をCHIMEIレーベルからリリースしている。
ホワンは、ジュリアード音楽院にて学士号と修士号を取得し、2011年のヤング・コンサート・アーティスト国際オーディション（YCA）では優勝をしている。使用楽器は、ストラディヴァリ協会により貸与された、ヴィエニャフスキが使用していた1742年製のグァルネリ・デル・ジェス・クレモナである。

（2017年2月現在）