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ナレク アルチュニアンNarek Arutyunian

クラリネット

ナレク アルチュニアン
今シーズン、20歳のクラリネット奏者ナレク アルチュニアンはニューヨークのモルガン・ライブラリー&ミュージアム、ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館、カンザスのライド・センターでリサイタルを行った。また、ソリストとしてアルバニー・シンフォニー、ロングウッド・シンフォニーと共演し、コープランドのクラリネット協奏曲を演奏した。ソリストとしてボストン・ポップス・オーケストラやチェコ共和国のプラハ・ラジオ・シンフォニー・オーケストラ、ロシアのカリーニングラード・フィルハーモニック、モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団、モスクワ国立交響楽団と共演。コネチカット州の青年の芸能・音楽のためのワシントン・センターやバッファロー室内楽協会でのリサイタル、教育レジデンシーにも出演。2010年YCA国際オーディションで優勝し、ニューヨークではマーキン・ホールでのYCAローダ・ウォーカー・ティーグル・コンサートで、ワシントンではケネディセンターで初リサイタルを行った。16歳でプラハ国際ヤングミュージシャン・コンクール優勝、15歳でモスクワ・プラネット・コンクール「ミュージカル・ユース」部門優勝。著名ヴァイオリニストで指揮者のユーリ バシュメットによる特別賞を受賞、バシュメットとのコンサートに出演し、新ロシア国立交響楽団との共演によるウェーバーのクラリネット協奏曲が録音された。アルメニアのギュムリ出身のアルチュニアンは3歳のとき、一家でモスクワに移住。国立モスクワ音楽院でエフゲニー ペトロフに師事、同音楽院を卒業。現在はジュリアード音楽院でチャールズ ナイディックに師事している。指揮者でヴァイオリニストのウラディーミル スピヴァコフから贈られたクラリネットを使用。カリフォルニアのグージック・ファンデーションからキャリアに対する総合的支援を受けている。

(2013年6月現在)

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