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与那城 Kei Yonashiro

バリトン

与那城 敬
兵庫県神戸市出身。兵庫県立西宮高等学校音楽科ピアノ専攻を経て桐朋学園大学ピアノ科卒業。その後声楽に転向し桐朋学園大学研究科声楽科修了。二期会オペラ研修所46期本科、新国立劇場オペラ研修所第5期修了。第11回世界オペラ歌唱コンクール〈新しい声〉アジア代表としてドイツ本選出場、第16回マリオ・デル・モナコ国際声楽コンクール第3位(1位なし)、第18回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位、中田喜直賞受賞。文化庁派遣芸術家在外研修員としてミラノに留学。

新国立劇場オペラ研修所公演『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールで注目され、横須賀芸術劇場『ダイドーとイニーアス』イニーアスでデビュー後、06年二期会『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ(芸術大賞受賞)、『エウゲニー・オネーギン』タイトルロール、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、新国立劇場シーズンオペラでは『愛の妙薬』ベルコーレ、『道化師』シルヴィオ、『鹿鳴館』影山伯爵、『沈黙』フェレイラ、『ばらの騎士』ファーニナル等に出演。その後も『金閣寺』溝口、『午後の曳航』塚崎、『蝶々夫人』シャープレス、『カルメン』エスカミリオなど主要な役で出演し常に高い評価を得る。

北とぴあ国際音楽祭においても、「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロールのほか、ラモー『プラテ』シテロン、『アナクレオン』タイトルロール等フランスバロックでもレパートリーを拡げ、コンサートソリストとしてもN響、読響、東フィル、東響等国内主要オーケストラともソリストして共演し、「第九」、フォーレ「レクイエム」、ブラームス「ドイツレクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」などバロックから近現代作品までのレパートリーを持つ。バッハ・コレギウム・ジャパンのソリストや、NHKニューイヤーコンサート、東急ジルベスターコンサート,題名のない音楽会等でも出演をしている。

CDには2013年ソロアルバム『FIRST IMPRESSION』(オクタヴィア・レコード)、読響『第九』、東響『カルミナ・ブラーナ』、センチュリー『大地の歌』、ハンサム四兄弟「HOME」などがある。二期会会員

シャネル・ピグマリオン・デイズ 2008 参加アーティスト。

(2025年11月現在)

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