ジュリア ブラスキンJulia Bruskin
チェロ
17歳で、ボストン交響楽団との協奏曲演奏でデビュー。以来ソリストとして、また、YCAオーディションでの優勝経験をもつクレアモント・トリオのチェロ奏者として、キャリアを確立している。クレアモント・トリオは2012年1月、ボストンのガードナー美術館コールダーウッド・コンサートホールでのガラ・オープニングコンサートで演奏。カーリヒシュタイン=ラレード=ロビンソン国際トリオ賞の名誉ある第一回受賞者である。トリオとしてメンデルスゾーンやショスタコーヴィチ作曲の三重奏曲や、YCA作曲家メイソン ベイツを始めとする著名なアメリカ人作曲家による三重奏CDを録音。今春にはサンフランシスコ・バレエ・オーケストラとの共演でベートーヴェン三重協奏曲を録音している。これまでニューヨークのエイヴリー・フィッシャー・ホールにて、ヤックヤ リンの指揮によりサミュエル バーバーのチェロ協奏曲を演奏。ソリストとしてユタ交響楽団、ヴァージニア交響楽団、パシフィック交響楽団、ナッシュヴィル交響楽団などと共演。また、ピアニストのアーロン ヴンシュと共に、今年は上海、南京、広州でのリサイタルを行う。夏の音楽祭にゲスト奏者として招かれることも多く、ラホヤ・サマーフェスト、ニューヨークのリンカーン・センターでのモーストリー・モーツァルト・フェスティバル、カラムーア・フェスティバル、バード・フェスティバル、ラヴィニア・フェスティバルに出演。2012年YCAフェスティバルでの演奏は日本での初演となる。イーストマン音楽学校、ピーボディ音楽院、デューク大学でマスタークラスを担当、上海師範大学で客員教授を務めた。マサチューセッツ州ボストン生まれ。4歳でチェロのレッスンを始める。ジュリアード音楽院で修士号を、コロンビア大学で学士号を取得。ファイ・ベータ・カッパ・ソサエティーにも選ばれている。
(2012年6月現在)
(2012年6月現在)