シン=ヤン ホアンHSIN-YUN HUANG
ヴィオラ
1993年、ミュンヘン国際音楽コンクール最高位と、東京のBunkamuraオーチャードホール賞の受賞をきっかけに、国際的にその名を知られるようになる。1988年には、マン島にて開催のライオネル・ターティス国際ヴィオラ・コンクールで史上最年少優勝。これまでヨーヨー マ、ハイメ ラレード、ジョシュア ベル、ヨゼフ スーク、メナヘム プレスラーなど数多くの巨匠と共演。最近ではグァルネリ弦楽四重奏団、ジュリアード弦楽四重奏団、オライオン弦楽四重奏団、ブレンタノ弦楽四重奏団、セント・ローレンス弦楽四重奏団などと共演を行っている。ボロメーオ弦楽四重奏団のメンバーとしてYCA国際オーディションに参加し優勝。同弦楽四重奏団は1998年、若手の登竜門であるクリーブランド・カルテット賞を受賞。またリンカーンセンターの室内楽協会のメンバーに選出され、同センターでの演奏会はテレビで生中継された。台湾生まれ。14歳で渡英し、ユーディ・メニューイン音楽学校でデイヴィッド タケノに師事。その後カーティス音楽学校でマイケル ツリーに、ジュリアード音楽院でサミュエル ローズにそれぞれ師事する。現在はニューヨークに拠点を置き、ジュリアードとマネス音楽院の教授職を務めている。また大学院生を対象にこれまでロンドンのギルドホール音楽院、カーティス音楽学校、ジュリアード音楽院、ロバート マクダフィー・センター・フォー・ストリングス、台湾師範大学、イーストカロライナ大学で教鞭をとっている。最近、ジェニファー コー(ヴァイオリン)、ウィルヘルミーナ スミス(チェロ)と共に「ヴァリエーション・ストリング・トリオ」を結成した。
(2010年6月現在)
(2010年6月現在)