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EXHIBITION

KYOTOGRAPHIE
京都国際写真祭 2024 Welcome to Birdhead World Again,
Kyoto 2024

© BIRDHEAD Studio

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2024.4.13 SAT - 5.12 SUN

10:00 - 18:00 (最終入場 17:30)

休館日:4/18(木)、4/25(木)、5/2(木)、5/9(木)
入場無料

会場
誉田屋源兵衛 竹院の間、黒蔵
詳細
KYOTOGRAPHIE公式Webサイト >

INTRODUCTION

「Birdhead(バードヘッド/鳥頭)」は、2004年に結成された宋涛(ソン・タオ/1979年生)と季炜煜(ジ・ウェイユィ/1980年生)の2人によるアートユニット。中国の経済と社会が世界に門戸を開こうとしていた時期に、彼らの故郷である上海の都市変容を記録したクロニクルで一躍注目を集めました。20年に及ぶ活動を通じ、自分たちを取り巻く世界に声を上げ、称賛し、また批評するために写真の技術的・ナラティブ的限界に挑戦し続けています。
近年は、KYOTOGRAPHIE 2024のテーマにも共鳴する、写真というメディウムの「源」、とりわけ光と時間の関係に立ち返って創作を行っています。伝統的な写真技法やその実践の限界を試すことで、表現と抽象の微妙なバランスを追求しています。

Birdhead初の京都での展覧会となる本展は、280年の歴史をもつ帯問屋・誉田屋源兵衛の建築的特徴や歴史的背景を活かした2部構成となります。明治期から大正期にかけて建てられた竹院の間では、彼らの代名詞ともいえる作品で、昨年京都と東京で撮影された124点のイメージからなる「Matrix」の新作を展示。加えて、入念に組み合わされた写真画像を木材に直接シルクスクリーン印刷し特殊なラッカー技術で定着させた、「Bigger Photo」シリーズの最近の作品6点も展示されます。

ARTIST

Birdhead(バードヘッド/鳥頭)


Birdhead(バードヘッド/鳥頭)は2004年にアーティストの宋涛(ソン・タオ)と季炜煜(ジ・ウェイユィ)によって結成。宋涛(ソン・タオ)は1979年、季炜煜(ジ・ウェイユィ)は1980年に上海で生まれる。共に上海美術工芸学校卒、上海を拠点に活動。「Birdhead」という名前は、パソコンでファイルの名前を付ける際に適当にキーボードを打ち込んで出てきたもの。Birdheadの活動は写真をベースに広範囲に渡る。彼らのレンズは遭遇するすべてのものを捉え、写真の文脈に、個人的な思考を織り込んで内面化していく。写真画像を使ったマトリックス、コラージュ、特殊なマウント技法、インスタレーション、フォトブックなど多様なメディアを駆使した作品を展開。様々な展示空間や環境の中で、多義的で進化し続ける独自の「Birdhead World」を実現させている。

「Feeling the Stones」展(ディリーヤ・ビエンナーレ、サウジアラビア、2021年)、「海浪」展(上海当代芸術博物館、上海、2020年)、「Living Cities」(テート・モダン、ロンドン、2017年)、「How to Gather? Acting in a City in the Heart of the Island of Eurasia」展(第6回モスクワ・ビエンナーレ、モスクワ、2015年)、「New Photography 2012」展(MoMA、ニューヨーク、2012年)、「第9回上海ビエンナーレ:REACTIVATION」展(上海当代芸術博物館、上海、2012年)、「ILLUMInations」展(第54回ヴェネチア・ビエンナーレ、ヴェネチア、2011年)、「アーティスト・ファイル2011―現代の作家たち」展(国立新美術館、東京、2011年)、「China Power Station II」展(アストルップ・ファーンリ現代美術館、オスロ、2007年)に出展しており、その作品はテート・モダン、ニューヨーク近代美術館、上海当代芸術博物館等に収蔵されている。

REPORT

All photos ©︎Takeshi Asano-KYOTOGRAPHIE 2024

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