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EXHIBITION

à mains levées シャネルを紡ぐ手
アンヌ ドゥ ヴァンディエール展

©Anne de Vandière

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2022.8.31 WED - 10.2 SUN

11:00 - 19:00 (最終入場18:30)
無休・予約不要(混雑時、入場制限あり)
入場無料

INTRODUCTION

シャネル・ネクサス・ホールではフランス人写真家アンヌ ドゥ ヴァンディエールの展覧会「à mains levées シャネルを紡ぐ手」を開催いたします。
 
2022年、アンヌはカンボン通り31番地に所在するシャネルのオートクチュールのアトリエ、そしてそのクリエーションを支える、フランス国内にあるメティエダールの13のアトリエを取材しました。アトリエ職人の手による芸術とも言えるものづくりにスポットを当て、その手が紡ぐ物語を丁寧に切り出したのです。その作品は、観る者を煌びやかな世界の 舞台裏へと誘い、クリエイティビティやサヴォアフェールを映し出す世界へと足を踏み入れることを可能にしてくれます。

メティエダールの中心を担う場所として、またその継承を目的に2021年にパリ郊外に誕生したle19M。長年にわたりシャネルはかけがえのない職人たちとクリエイティブな関係を築いてきましたが、これまでファッションの世界を支える、その卓越した技術を公開することはほとんどありませんでした。今回、アンヌはシャネル・ネクサス・ホールで開催される展覧会のために、le19Mにアトリエを構える、刺繍のルサージュ、モンテックス、羽根・花細工のルマリエ、帽子のメゾン ミッシェル、プリーツのロ二オン、靴のマサロ、金細工のゴッサンスなどを取材しました。同時に、手袋のコース、コスチューム ジュエリーのデリュをはじめ、le19M以外に拠点をもつアトリエも撮影しています。

本展では、アンヌが撮り下ろした数々のアトリエの写真を通して、シャネルのメティエダールの精神、そして情熱に満ちた手が紡ぐ物語を紹介します。

ARTIST

アンヌ ドゥ ヴァンディエール・写真家

1980年代よりジャーナリストとして活動をはじめる。1999年から「手」をテーマにした「H/and」シリーズを発表。これまでにパリのヨーロッパ写真美術館(2004年)、プラハのマネスギャラリー(2006年)などで展示を行う。2009年以来、Tribus du Monde協会とコラボレーションを行い、10年間で20ヵ国を訪れ旅をし、50の異なる部族、コミュニティの人々のポートレイトを撮影。彼らの証言、ポートレイトや手を通して、失われていく文化に警鐘を鳴らし、その継承の重要性を示している。その作品はパリの人類博物館(2016年)をはじめ多数の美術館、ギャラリーで紹介されている。

REPORT

黒を基調とした会場に、職人たちの手にフォーカスした写真が並びます。
「あなたにとっての手とは、」という問いかけに対して職人たちが語る、さまざまなストーリーもご覧いただけます。

オートクチュール アトリエ 「タイユール」と「フル―」
カンボン通り31番地に所在するシャネルのアトリエ。「フル―」と呼ばれるオートクチュールのアトリエでは、上品で希少なチュールやオーガンジー、モスリン、クレープ、レースなどの柔らかい素材を使用して、ドレスやブラウスを制作しています。「タイユール」と呼ばれるオートクチュールのアトリエでは、ツイードやウール、レザー、そして専門的な知識を要する素材を使用して作られるジャケットやスカート、パンツ、コートを制作しています。

「パロマ」1924年創業の刺繍とツイードのアトリエ
偉大なクチュリエたちと協働してきたクリエイティブのレジェンドとして、煌びやかな刺繍のパターンを編み出してきました。シャネルにとって欠かせないツイードに新たな魅力を生み出し続けています。

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