BACK EXHIBITION Bodyscore – the soul signature ヤコボ バボーニ スキリンジ展 Manni [Maarjan Pärn] - caucasian face (N.5), 2018 © Jacopo Baboni Schilingi Ricardo Barrett - Atlas (Aura-Phoenix), 2019 © Jacopo Baboni Schilingi Emilie Fleury - close up hands (Igitur), 2017 © Jacopo Baboni Schilingi Manni [Maarjan Pärn] - violin shape (N.5), 2017 © Jacopo Baboni Schilingi 2020.1.15 WED - 2.16 SUN 12:00 - 19:30 無休 入場無料 INTRODUCTION ARTIST REPORT INTRODUCTION 作曲家でもあるバボーニ スキリンジの日本初個展となる今回の写真展では、「Bodyscore」シリーズを展示いたします。バボーニ スキリンジは2007年から実験的に人体に楽譜を書きはじめ、これが次第に彼の新しい作曲法へと変わっていきました。作品からは、作曲家が創作という形で感情を具体的に表現してゆく姿が感じられます。バボーニ スキリンジはこれらの写真を通じて、「自分の感情の動きを余すところなく伝えたい」と願っています。 ARTIST ヤコポ バボーニ スキリンジ Jacopo Baboni Schilingi 1971年生まれ、パリ在住の現代音楽作曲家。ソリストからオーケストラ、映画の音楽まで多様な作曲をするとともに、世界各地のフェスティバルに参加している。また、分野を越えた新しいアプローチのアート表現にも積極的に挑戦している。 REPORT 視覚が奏でるバボーニ スキリンジの世界多様な属性を持つモデルたちの肌に、バボーニ スキリンジ自身によりびっしりと書かれた楽譜。劇場を思わせるモノクロの空間に、さまざまなポーズをとったモデルたちの写真が展示されています。その中心には鏡の壁に設置された4点のインスタレーション作品があり、対峙すると四重奏曲が流れます。 身体に楽譜を書くという行為が、いかにして彼の新しい作曲法、記譜法になったのか、バボーニ スキリンジが語ります。 All photos © CHANEL