本展覧会では、フランス人パフォーマンスアーティストであり写真家のピエール セルネの写真シリーズ「Synonyms」と、近年ますます世界的に注目が集まる日本の春画を紹介します。
さまざまなカップルのヌードを被写体とし、モノクロのシルエットで表現されたセルネの写真。それに呼応するように浦上蒼穹堂・浦上満コレクションより、珠玉の春画の数々が展示されます。日本では江戸時代に浮世絵のジャンルとして人気を博し、鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎など多くの絵師が筆をとりました。西洋の印象派やパブロ ピカソにも大きな影響を与えました。その線描と色彩、大胆な構図と、春画からインスピレーションを受けたセルネの写真のコントラストをご覧いただくユニークな機会となるでしょう。
*本展では、直接的な性描写のある作品が展示されております。その旨、ご承知のうえ、ご入場ください。
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本展覧会は、2019年4月13日(土)から5月12日(日)まで開催されるKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2019のプログラムとして、誉田屋源兵衛 竹院の間で展示されます。(春画の作品は展示替えがございます)
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