BACK

EXHIBITION

BELLES DE BAMAKO バマコ美女 ルシールレイボーズ写真展

©Lucille Rsyboz

©Lucille Rsyboz

©Lucille Rsyboz

©Lucille Rsyboz

©Lucille Rsyboz

©Lucille Rsyboz

2011.1.14 FRI - 2.3 THU

12:00 - 20:00 無休 入場無料

INTRODUCTION

フランス人写真家ルシール レイボーズは西アフリカ、マリ共和国の首都バマコで少女時代を過ごし、10代の頃からアフリカの広大な土地を旅する中で写真と出会いました。
そんなルシールゆかりの地であるバマコ最大の社交の場と言えば何と言っても「結婚式」。花嫁を取り巻くさまざまな女性達が何日も前から集まり、祝宴の準備を行います。少女は幼い頃から姉やいとこの「人生最大の日」に向けたさまざまな準備を手伝いながら、自分の結婚式を夢見て大きくなっていきます。
女性たちが身にまとう繊細で特別な布「バズィン」、美しい装飾の描かれた手足、見事な髪型と化粧。息を呑むほどに優雅なバマコの美女たち。めくるめく祝祭の歓喜、さまざまな色彩、女性たちの懐の深さと笑顔。これらすべてにインスピレーションを得たルシールが、結婚式に向けて準備するバマコの女性の様子を写真に収めたこの展覧会は、見る者を祝祭へと誘い、踊り、舞い、笑い合い、豪勢な衣装を誇らしげに着こなすバマコの美女たちに出会うことができるでしょう。

ARTIST

ルシール レイボーズ
Lucille Reyboz

1973年生まれ。幼少期をマリ共和国バマコで過ごす。10代の頃に旅したセネガルで写真と出会う。主にポートレイトの分野で活動をはじめ、サリフ ケイタのアルバムジャケットのほか、ポップス、ジャズ、ワールドミュージックなどの音楽シーンをとらえた写真がブルーノートやヴァーヴ・レコードなどのレーベルに採用される。1990年より複数の雑誌にルポルタージュの寄稿を開始。2001年、トーゴで撮影した写真シリーズがルイ・アシェット賞写真部門受賞。南仏ペルピニャンで開催の世界的フォトフェスティバル「Visa pour l’image」に出展されたほか、2003年にはジュネーブのバルビエ・ミュエイェ美術館、2004年にはトーゴの首都ロメのフランス文化センターに巡回。同年、Gallimard社より初の写真集「Batammaba, bâtisseurs d’univers」を刊行。2007年に刊行の2番目の写真集「Source」(Editions de la Martinière and Abrams社)では、日本の温泉を抒情的に表現し、ニューヨークで写真展を開催。1999年、坂本龍一のオペラ「LIFE」に参加するために初めて日本を訪れて以来、テーマとしてきたアフリカのアニミズムと日本の神道の儀式に共通点を感じ、日本に魅せられる。現在は東京に拠点を移し、舞踏家とのアートコラボレーションに取り組んでいる。

LINE OFFICIAL